減築で甦った手塩の我が家 s-tei renovation | |||
建設地:名古屋市南区 構 造:鉄骨造2階建て(3階建てを2階建てにリノベーション) 延面積:156.24 u (1階 78.12 / 2階 78.12) わが家のリフォームコンクールで名古屋市長賞受賞 |
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<メッセージ> この建物は重量鉄骨造3階建ての重厚な一見頑丈そうな建物でした。 それを耐震性がないと言う理由で大改修をしたわけですが、これは決して建設会社の施工不良を訴えているものではありません。 昭和56年に建築基準法が改正され、その後の建物は木造も含めて飛躍的に耐震強度が増しました。 この3階建てが建築された昭和51年当時は現在一般的に利用されている鉄骨の柱材(コラム)がまだ十分普及していなかったと聞いています。 また、鉄骨造の設計手法が確立されていない状況下にも関わらず、『鉄骨造は丈夫だ!』との認識が多くを占めていた時代。このことも安易な施工がなされた原因の一つであることは否めません。 私は木造も鉄骨造も、鉄筋コンクリート造も昭和56年以前に建てられた建物は一度構造のチェックをされることをお勧めします。(名古屋市の場合、無料耐震診断制度もあります。) 各地で大地震が頻発している今、少なくとも建築物の倒壊で命を落すことが無いように設計技術者の一人として願っています。 1級建築士 1級建築施工管理技士 愛知県被災建築物応急危険度判定士 山田 浩 ※名古屋市建築物の耐震対策ホームページ ※名古屋市木造住宅耐震診断ホームページ ※名古屋市木造住宅耐震改修助成ホームページ |
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